パニック発作の診断基準

パニック障害は、近年、増加傾向の症状で、約1~4%の人がかかると言われます。不安症状が生じて、日常生活をできなくなることもあります。

パニック障害という病名は米国精神医学協会の「精神障害の分類と診断の手引きⅣ第3版(DSM-Ⅲ、1980)」2)に登場した名前です。
パニック発作と呼ぶ、さまざまな症状が出た時に、病院にかかると一定の診断基準の元にパニック障害と診断されます。

厚生労働省が公表しているパニック発作の診断基準は以下の通り。

パニック発作の診断基準

強い恐怖または不快を感じるはっきりと他と区別される期間で、その時、以下の症状のうち4つ(またはそれ以上)が突然に発現し、10分以内にその頂点に達する。

  • 動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
  • 発汗
  • 身震いまたは震え
  • 息切れ感または息苦しさ
  • 窒息感
  • 胸痛または胸部不快感
  • 嘔気または腹部の不快感
  • めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
  • 現実感消失(現実でない感じ)、または離人症状(自分が自分でない感じ)
  • コントロールを失うのではないか、または気が狂うのではないかという恐怖
  • 死ぬのではないかという恐怖 異常感覚(感覚まひまたはうずき感)
  • 冷感または熱感

高橋三郎、大野 裕、染矢俊幸(訳):DSM-Ⅳ-TR精神疾患の分類と診断の手引き.pp171-174、医学書院、東京、2002より引用・一部改変

電車・車などの狭くて人の多い場所に行くとパニック発作が生じる可能性が高く、広場恐怖症・狭所恐怖症的な要素もあります。女性の方がパニック発作を生じやすいと言われており、職場でのストレス・地震や災害のストレス・都心の満員電車や事故遅延などの影響もあるのではと考えられます。

基本的に放っておいて、良くなるとこは稀で悪化することの方が多い症状です。ひどくなると電車やバスに乗れず、仕事や生活自体に支障をきたします。

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