平成24年10月30日インタビュー
橋本友幸さん(仮名)(32歳) 会社員 事務職
平成23年8月つかれがとれなくなり、背中のコリがたまる
角谷:
今日4回目ですがここに来るまでの経過は?
橋本:
昨年8月、冷蔵庫の中にはいっての仕事があり、体が冷えこんでしまう作業が続いたのと、仕事のストレスが重なって、つかれがとれにくくなってしまいました。
それに伴って背中、肩甲骨のまわりにコリがたまって、その頃からマッサージに行ってみたり、整体、ハリをやってもらいました。自律神経の治療を専門としている山梨の治療院や、うつ病を専門にしている大阪の整体院にも行きました。
整形、整体、内科、さまざまな治療に通う
橋本:
やってもらっても2、3日ですぐもとにもどってしまいました。
ちょっとして内臓が悪いんじゃないかと思って内科にいったり、背中が痛いので整形外科に行ったりもしました。
整形外科も2軒行きました。
有名な病院へ行って診てもらいましたが、どこも悪くないということでした。整形でストレッチを教えてもらいましたが、効果はありませんでした。
そこから、東洋医学の方がいいのかなと思って、漢方薬を処方してくれる漢方薬局に行きました。今年7月から、症状がでて1年後に漢方薬をのみはじめたんですけれど、一進一退をくり返す感じでした。
10あったつらさが6とか5になったと思ったら、また10にもどったりをくり返していました。
平成24年10月ネットで治し家鍼灸院をみつけ、半信半疑で来院
橋本:
そんなことをくり返しているうちに、インターネットで調べて、治し家鍼灸院にたどりつきました。
角谷:
最初、パソコン病とカルテに書いてありましたけど。
橋本:
私は姿勢が悪いとは思っていなかったんです。インターネットに書いてあった症例が、自分と同じような感じだったので、正直な話 半信半疑で足を運んでみました。
他の治療とは、なんとなくちがう
橋本:
さいしょ1回目、なんとなく いつもとちがうのかなという感じでした。いつもとちがうというのは、他で治療をうけたところとは、なんとなくちがう感じでした。
2回目、治療後胸が苦しくなるが そのあとは、みるみる改善
橋本:
2回目に治療してもらって、その翌々日朝起きてからだを動かそうとしたら、急に胸の奥の筋肉、スジがぎゅうとひっぱられた感じがきて、その日1日胸が苦しい症状がつづきました。
「これちょっとおかしいな」と思って、治し家鍼灸院に電話連絡しました。そしたら院長先生が「これはいい方向に働いている」と言われ、ちょっと安心しました。
そして次の日、伺って、調整の治療をしてもらいました。そこからは、みるみる良くなって今日現在では、もとのつらい症状も10あったのが、2くらいまで改善してきました。
背中の重たさ、疲労感がだいぶぬけた感じです。
4回目で10が2に改善
角谷:
私が診ても、10が2くらいになったという感じですね。
橋本:
ふだんはパソコン仕事が多いんですけど、自分の姿勢は、そんなに悪くはないかなと思ってやってきました。けれど先生から姿勢が悪いから、つらい症状がでているんだよと言われてからは、姿勢に気をつけています。教えてもらったように、バスタオルをおりまげておしりの下にひいたりしています。それまでは、パソコンをやって夕方には症状がでてきていたんですけど、それもなくなり、調子よく仕事ができている感じです。
真の原因をあばくとよくなる
角谷:
ほんとの原因をあばくと、ほんとによくなる。真の原因がわからなければ また他の治療院と同じか、また元にもどったかもしれません。
真の原因がわかったのが成功ですね。それに気をつけていれば そんなにもどりません。
さいしょにいらしたときは心因性で、心の問題じゃないかと、橋本さんは思っていらっしゃいましたでしょ。
橋本:
そうですね。病院では安定剤もだされたんですけど、そういうのはぜったい飲むかという思いで、飲まずにいました。
原因がはっきりして不安感がとれる
橋本:
まず原因がはっきりしたというだけで、どうにもならない不安感がとり除かれたんで気分がだいぶ晴れたのが大きいですね。
パソコン病でうつやパニックになる理由
橋本:
このままいやな気持ちを抱えていたらいずれは、それこそパニック障害とか身心症とかうつ病にまで発展するんじゃないかなという心配さえもっていました。
角谷:
この病気でうつ病になるのは、そういう人なんです。
橋本:
自分でうつ病にひきこまれてゆくんだなという心配ありました。
2回目で激的に変わるとは思っていませんでした。
角谷:
未来がわからないとそうなりますよね。
パソコン病は、知らない人も多いので、それが原因でなっているということを知らせたいし、パソコン病をちゃんと治療できる人をふやしたいし、治療する方法を広めてゆきたいと思っています。
橋本:
まさか2回目でこんなに激的に変わるとは、正直思っていなかったです。
10回が、目安とお話されていましたけど、まあ10回で良くなればいいのかなと半信半疑で来ました。
2回目の治療の後の好転反応がでて、ここまで激的に変わるとは、ほんと思っていませんでした。
パソコンをやっている時の姿勢が原因だった
角谷:
よかったですね。もうもどりはしないけど、もう少しかかると思います。
もう安心しているからだいじょうぶです。
朝少し早く起きて運動して肝臓を動かして下さい。
さいしょ診たときは、肝臓のコリがあったので内蔵の原因もあるのかなと思いましたけど、パソコンをやっているときの姿勢が原因だと2回目でわかりました。
初診のとき訴えておられた はき気、食欲がないのは、姿勢が悪いで肝臓が圧迫されて起きていたんです。
それと治らないんじゃないかという心配で、なっていたのもありますよね。
橋本:
おかげさまで、食欲はすっかりふつうになりました。
何十万で健康がとりもどせるなら
橋本:
山梨や大阪、新宿といろいろな治療院に行きました。
いったいいくらお金を使ったんだろうと思います。
健康のためだったらお金のことはいってられないんで・・・・・。
何十万も使いました。
でも逆に言えば、何十万でもとのからだにもどせるんならという思いで通院してました。
角谷:
治療する方もパソコン病のことをわかっていないと治せない。
世界中にパソコン病は慢延してますからね。
うつは、ガテン系よりデスクワークの人がなる。
橋本:
うつ病とかは、たしかにパソコンでデスクワークの仕事をやっている人がなる感じですね。
ガテン系の仕事で心身を患う人はあまり耳にしない。
角谷:
まさしくそうなんです。
橋本:
私も20代前半からパソコンをやってましたけど、あの頃はまだ若かったから筋力とか回復力でなんとかなってたんですね。
30前後になってから、だいぶ体力も衰えてきてますからね。
そのへんで無理が、すなおにからだにでてきているのかなと思います。
角谷:
でもこれからしぜんの法則に従ってからだをつくっていけば、また元気になります。
無限大に若くなってきます。
人生にロスはない
橋本:
ほんと人生のロスがもったいないです。
角谷:
いやそんなことはない。「ロスエンジェルス」です。
ロスのあとには天使がくる。そういう苦労したことがこれからの人生に活きてくるんです。
つらい人の気持ちがわかるようになります。
会社にいるうつの人も手助けしてあげたい
橋本:
そうですね。会社にも他の部署で、この人ぜったいうつだという人がいます。
自分がつらい思いをしているからこそ手助けしてあげたいと感じます。
角谷:
手助けしてあげて下さい。ありがとうございました。