鍼灸を受けに来て驚くのは、頭痛とめまいについて。実は、頭痛とめまいの原因は、同じということをご存知でしょうか。
一般的な頭痛の原因は血流にあります。
頭痛の直接的な原因は、頭皮の下を流れる血流が滞ってしまうこと。
血管の中に血液がたまってしまい、滞って流れなくなってしまった血液が、頭の神経を刺激して頭痛が起こります。頭痛が起こる場所は、主に、後頭部・側頭部・頭頂部です。
※くも膜下出血や脳出血など他の病気が原因で起こる頭痛は、急激に激しい痛みが出ることが多く、生命にかかわることもあります。この場合はすぐに病院で診察してもらってください。
頭部鍼により滞っている血流を解消
場所はちがっても頭痛の原因は同じですから、治療法も同じ。頭痛を解消するためには、滞っている血液をなくしてやればいいのです。
当院は、「頭部鍼」と呼ばれる鍼によって、滞っている血液をなくして ゆきます。頭痛が起きている痛みの中心に頭部鍼を行います。
頭痛の根本原因は首のこり
でもなぜ頭の血流が滞ってしまうのでしょうか?
その根本原因は首にあります。頭への血流は、必ず首を通ります。首の筋肉がこっていて血管を圧迫すれば、頭に行き来する血流が悪くなります。それが頭痛の原因になります。ですから、首のこりをほぐすことが頭痛を根本から対応することになるのです。
当院は、難しいとされている首への鍼を得意にしている鍼灸院です。
当院では、痛くなく深いところにあるコリをほぐすことができる鍼法(深層筋鍼法)を開発して、頭痛や目の疲れをはじめ、パニック障害やうつなど様々な症状に応用しています。
首のコリを見つけ、的確に鍼でほぐしてゆくことにより、頭痛を根本的に解消してゆきます。
●頭痛の起きやすい部位
偏頭痛の原因と対応方法
偏頭痛は、首のこり。なぜ、いつも同じような頭痛が起きるのか不思議ですよね。それは、いつも頭部の同じ部位にある血管が原因。そこに、血液の滞りが起こってしまうため、同じ部位に頭痛が起きてしまうのです。
頭痛薬のイブを発売しているエスエス製薬は、「2人に1人は、月に1回以上、つらい頭痛を感じている」(59.8%)と調査結果を出しています。頭痛のときは、頭痛薬を飲んでも構いません。ただ、頻繁に起きるのは、嫌だしつらいものです。
そのため、偏頭痛がしょっちゅう、起きる人は、根本的な原因から変えていきましょう。他の頭痛と同じように、鍼で血流をよくすれば、症状が変わっていきます。