院長「今日は、石原正康さんに来ていただきました。お忙しい中ありがとうございます。まず、お仕事の紹介
からよろしいですか?」
石原さん「幻冬舎という出版社に、編集者として2 6年勤めております。その前も編集の仕事をしておりました」
院長「手がけられた作品が…」
石原さん「よく知られているところでは、五木寛之さんの『大河の一滴』や、村上龍さんの『13歳のハローワーク』などですね」
院長「数々のベストセラーを世に送り出している、日本にとってホントに大事な方だと思っています」
なおし家鍼灸院 ゆかりの人対談 第4号 「ベストセラー編集者石原正康さん」との対談は、下記のPDFファイルをクリックしてお読みください。
本編から、なおし家鍼灸院での施術について、少しご紹介いたします。
痛みとシビレで眠れなかった左腕が治癒するまで
石原さん「変形性頚椎症というのは、整形外科でレントゲンを撮ってわかってたんです。でも五十肩は、もぐってた感じなんですね、僕にとっては。五十肩は2、3年前にやったような記憶があったんですが、両方一緒に起こしてたっていうのは、わかりませんでした」
院長「五十肩は急性期で、しかも普通は手にシビレは起きないんですけど、シビレがおきてる五十肩だったので、頚椎の神経が圧迫されてるな、っていうのがわかりました。それで、鍼治療が始まったんですよね。炎症の時は、患部に直接鍼ができないので、血流をよくする施術を行い、炎症を早くおさめるようにしていきました」
石原さん「そうですね、それはすごく効きましたね。もうイタイ、イタイって言ってたんですけど、角谷さんが肩甲骨の骨のところを押してると思っていたのが、実は骨ではなくでコリだったという(笑)それはびっくりしました」
院長「肩甲骨の所は腕にも効くし、実はシビレをとるツボでもあるんですよね。その肩甲骨のコリが(神経を)圧迫してるとシビレが腕にくるのが酷くなるということがある。(肩甲骨は)しびれのツボでもあったんです。でそこに鍼をしましたね」
石原 正康(いしはら・まさやす)さん
1962年、新潟市生まれ。法政大学を卒業後、角川書店入社。1993年、幻冬舎設立に参加。編集者として、五木寛之の『大河の一滴』や『人生の目的』、天童荒太の『永遠の仔』、村上龍の『13歳のハローワーク』などのミリオンセラーや多くのヒット作を手がける。現在、幻冬舎の専務取締役として編集本部長を務める。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演するなど、業界屈指のベストセラーメーカーとして知られる。現在、BS朝日「ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~」でインタビュアーをつとめる
2020年4月17日 なおし家鍼灸院にて