なおし家鍼灸院
2011年に、石川式のふくらはぎマッサージを改良して、自分でもふくらはぎの深部の深層筋をマッサージできるようにしました。
一時は、健康業界で、ふくらはぎマッサージの本が出版されるなど大きなブームが起きた程、人気の方法。
セルフケアの一つとして、鍼治療と併用すると相乗効果を発揮します。
次に、デスクワークをしながら簡単にできるふくらはぎマッサージを紹介します。
特にこっているところを膝小僧でマッサージすると、痛気持ちいいですよ。あおむけになっていてもできるので、私は寝るときふとんの中でもやっています
ふくらはぎマッサージをやったあとは、足が軽くなって、ついでにからだもあたたまって気持ちいいですよ。
これまで10年以上、ふくらはぎが重くてだるくて痛くてどうしようもなかったそうです。いろんなマッサージや整体を受けたのですが、自分のふくらはぎのつらさをわかってくれた人はいなかったとのこと。
今日は3回目の治療。先週いらしてからの一週間は、仕事が忙しく、とても疲れたとおっしゃっていました。自分でふくらはぎマッサージをする時間もなかったそうです。
ふくらはぎをパッとさわるとやわらかく、そんなに悪くないかなと思いましたが、深いところ(深層筋インナーマッスル)をマッサージすると、割り箸くらいの太さに固まった筋肉にふれました。
これは、かなり深くまで圧をかけて、筋のスジにふれないとわからないコリ。この深層筋の固まりに、10分ほどマッサージをしていると、やっと痛みを感じてきて、急にからだが熱くなってきて、「汗が出てきた!」とおっしゃいました。
これです。ふくらはぎマッサージをやると、からだがとても熱くなるのです。深い筋に入ると、からだが熱くなってきて、汗も出てきます。表面の筋のマッサージだけでは、こうなりません。
ふくらはぎマッサージの真髄は、奥の固くなっている筋肉(インナーマッスル)をほぐすこと。
そうすると、からだが非常に熱くなります。この時、全身の血行がよくなり、症状も変化するのです。
なぜなら、皮下や表層の筋肉の浅い所には主に静脈が流れ、深層筋や骨がある深層には主に動脈が流れているので、深層の筋肉をマッサージすることで、動脈の流れがよくなってからだがあたたまるのです。
彼女もふくらはぎマッサージを終える時には、肩こりもラクになったと喜んでおられました。